IMPOSTER
ブログに戻る
推理ゲーム9 分で読めます

ウミガメのスープ問題20選:遊び方と、簡単な良問から少し怖い問題まで

答えられるのは「はい」「いいえ」「関係ありません」だけ。それなのに、ひとつの不思議な話から一晩じゅう盛り上がれるのがウミガメのスープです。

ウミガメのスープとは、出題者が出す不思議な話の真相を、参加者が「はい」か「いいえ」で答えられる質問だけで推理するゲームです。水平思考クイズとも呼ばれ、道具はいらず、2人から何人でも遊べます。この記事では、ウミガメのスープの遊び方と質問のコツ、そしてすぐに出題できる問題20問を答え付きで紹介します。

ウミガメのスープとは

名前の由来は、レストランでウミガメのスープを注文した男をめぐる、少し重い結末の古典問題です。そこから、このタイプのクイズ全体が「ウミガメのスープ」と呼ばれるようになりました。英語圏ではラテラルシンキング・パズルと呼ばれ、日本ではテレビやネット、ボードゲームを通じて広まりました。

普通のクイズとの違いは、問題文だけでは絶対に答えが分からないことです。質問を重ねて、出題者の頭の中にある物語を少しずつ掘り起こしていく。その過程こそがゲームです。

ウミガメのスープのルール

  1. 1出題者をひとり決めます。出題者は問題と真相(答え)の両方を知っています。
  2. 2出題者が問題文を読み上げます。
  3. 3参加者は順番に、または自由に質問します。出題者が答えられるのは「はい」「いいえ」「関係ありません」の3つだけです。
  4. 4分かったと思ったら真相を説明します。物語の大事な部分が合っていれば正解です。
  5. 5時間制限はなくてもいいですが、10分、質問20回までなどと決めるとテンポが出ます。

質問のコツ

  • まずは前提を疑う。「その人は人間ですか?」「それは現実の話ですか?」のように、当たり前だと思っている部分から確かめます。
  • 登場人物を数える。「ほかに誰か関係していますか?」は、ほとんどの問題で効く質問です。
  • 場所と時間を絞る。「家の中ですか?」「夜ですか?」で、物語の舞台が一気に見えてきます。
  • 「関係ありません」も情報。関係ないと分かった要素は、考えるのをやめていい要素です。
  • みんなで共有する。ほかの人の質問と答えをメモすると、同じ質問をくり返さずに済みます。

簡単なウミガメのスープ問題(初心者向け)

初めて遊ぶならここから。質問5〜10回くらいで真相にたどりつける良問です。

問題1:喫茶店の大声

男が喫茶店に入って「水をください」と頼んだ。店員は水を出さず、いきなり大声で「わっ!」と叫んだ。男は「ありがとう」と言って、そのまま店を出た。なぜ?

答え:男はしゃっくりが止まらず困っていた。店員はそれに気づき、驚かせてしゃっくりを止めてあげた。水はもう必要なかった。

問題2:いちばん少ない点数

花子さんは大会でいちばん少ない点数だったのに、優勝して表彰された。なぜ?

答え:花子さんが出たのはゴルフの大会だった。ゴルフは打数が少ないほど上位になる。

問題3:真夜中の侵入者

12月24日の真夜中、男はそっと子ども部屋に忍び込み、何も盗らずに出ていった。翌朝、その家の子どもは大喜びした。なぜ?

答え:男は子どもの父親で、サンタクロースの代わりに枕元へプレゼントを置いていった。

問題4:1月のガッツポーズ

1月の半ば、女性は届いていた年賀状を全部引っぱり出し、1枚ずつ見ていった。そしてある1枚を手にしてガッツポーズをした。なぜ?

答え:お年玉付き年賀はがきの当選番号が発表され、その1枚が当たっていた。

問題5:双子ではない

同じ年の同じ日に、同じ両親から生まれた2人。顔もそっくりだが、2人とも「私たちは双子ではない」と言う。ウソはついていない。なぜ?

答え:2人は三つ子のうちの2人だった。

ふつうの難しさの良問

質問の数が増えてくる中級編。前提を疑う質問ができるかどうかがカギです。

問題6:10階に住む男

マンションの10階に住む男は、朝はエレベーターで1階まで降りる。ところが帰りはいつも7階で降りて、残りは階段で上がる。雨の日だけは10階まで乗っていく。なぜ?

答え:男は背が低く、10階のボタンに手が届かない。7階までは届く。雨の日は持っている傘の先で10階のボタンを押せる。

問題7:赤信号のトラック運転手

トラック運転手が赤信号の交差点をそのまま通り過ぎ、一方通行の道を逆向きに進んだ。すぐそばにいた警察官はそれを見ていたが、何も言わなかった。なぜ?

答え:運転手はその日は休みで、歩道を歩いていた。横断歩道を渡らずに交差点の角を歩道沿いに曲がっただけで、一方通行は車のルールなので、歩いている人には関係なかった。

問題8:空いているのに座らない

ガラガラの電車で、男はずっと立ったまま。目の前の席が空いていても、1時間一度も座らなかった。疲れていたのに、なぜ?

答え:男はその電車の車掌で、勤務中だった。

問題9:白い顔の仕事

男は毎晩、顔を真っ白に塗り、目のまわりに赤い線を描く。そして知らない人たちの前で泣いたり怒ったりして、拍手とお金をもらっている。なぜ?

答え:男は歌舞伎役者で、白塗りと隈取りの化粧をして舞台に立っている。

問題10:大凶で大喜び

初詣でおみくじを引いた男は、「大凶」が出たのに大喜びして、友だちに見せびらかした。なぜ?

答え:男は友だちと「誰がいちばん悪いおみくじを引くか」を競っていた。大凶は入っていない神社もあるほど珍しいので、ぶっちぎりの優勝だった。

問題11:100階から落ちた男

100階建てのビルで窓ふきをしていた男が、窓から落ちた。しかしケガひとつなかった。なぜ?

答え:男は1階の窓を拭いていた。ビルが100階建てだというのは、問題文が仕掛けたミスリードだった。

今度は「ウソを見抜く」推理を

ウミガメのスープは出題者の頭の中を推理するゲーム。ワードウルフは、目の前の誰がウソをついているかを推理するゲームです。アプリ「ワードウルフ:騙し合いパーティーゲーム」ならスマホ1台で、お題配りから投票まで全部おまかせ。遊び方はこちら。

Imposter - パーティゲーム

無料でダウンロード

難しいウミガメのスープ問題(難問)

慣れたメンバー向け。ひとつの質問ではほとんど進まず、いくつもの事実を組み合わせてやっとたどりつく問題です。

問題12:切手のない手紙

女性は遠くに住む友だちへの手紙を書き終えると、わざと切手を貼らずにポストへ入れた。手紙はちゃんと友だちに届いた。なぜ?

答え:女性は宛先に自分の住所を、差出人の欄に友だちの住所を書いた。料金が足りない郵便は差出人に戻されることがあるので、手紙は「差出人」である友だちのところへ届いた。(郵便料金をごまかすことになるので、実際にやるのはやめましょう。)

問題13:2回目の新年

男は東京で家族と「あけましておめでとう」と新年を祝った。その日のうちに、男はもう一度カウントダウンをして新年を祝った。なぜ?

答え:男は年が明けてすぐの飛行機でハワイへ向かった。日付変更線を越えて着いたハワイは、まだ12月31日。現地の大晦日の夜に、もう一度カウントダウンをした。

問題14:誰もいない家への「ただいま」

ひとり暮らしの女性は、毎晩真っ暗な家に帰ると、必ず大きな声で「ただいま」と言う。家に誰もいないことは分かっているし、ペットもいない。なぜ?

答え:家のスマートスピーカーに「ただいま」と話しかけると、照明とエアコンが一度につく設定にしていた。

問題15:拍手のピアノ

女性はピアノを弾けない。それなのに、大きなホールのピアノの前で一度もけんばんに触れず、千人から大きな拍手をもらった。なぜ?

答え:女性は歌手で、ピアノの伴奏で歌い終えたところだった。拍手は彼女の歌に向けられていた。

問題16:同じ写真を撮り続ける

男は毎朝7時に、家の前の同じ場所から同じ方向の写真を1枚撮る。それを1年続けたある日、パソコンの前で家族と大喜びした。なぜ?

答え:男は向かいの空き地にある桜の苗木の成長を記録していた。365枚をつなげた動画が完成し、木が季節ごとに変わっていく様子を家族で見て喜んだ。

ちょっと怖いウミガメのスープ問題

怖い話が好きなメンバー向け。残酷な場面はありませんが、真相が分かった瞬間に少しゾッとする問題を選びました。

問題17:留守番電話の「おかえり」

ひとり暮らしの女性が仕事から帰ると、留守番電話にメッセージが1件。再生すると、知らない声で「おかえり」とだけ入っていた。録音時刻を見た女性は、すぐに部屋を出て警察に電話した。なぜ?

答え:録音時刻は、彼女が玄関の鍵を開けたちょうど1分後だった。誰かが外から彼女の帰宅を見ていたことになる。

問題18:雪山の小屋

吹雪の夜、山小屋に避難した4人は、眠らないように部屋の四隅にひとりずつ立ち、壁づたいに歩いて次の隅の人の肩をたたく遊びを朝まで続けた。助かったあと、ひとりがこの話をすると、聞いた人は青ざめた。なぜ?

答え:最初の人が動いた時点で、最初の隅は空になる。4人目がそこに着いても肩をたたく相手はいないので、本当は1周もしないうちに止まってしまうはずだった。朝まで続いたということは、5人目がいたことになる。日本の怪談「スクエア」として知られる話です。

問題19:灯台の明かり

夜、海辺の家で窓の外を見た男は、遠くの灯台の明かりが消えているのに気づいて真っ青になり、急いで電話をかけた。なぜ?

答え:男は灯台守で、その夜は代わりの人に灯台を任せていた。明かりが消えたままだと、夜の船が岩場に気づけず危ない。男はすぐに港へ知らせた。

問題20:集合写真のひとり

旅行の集合写真を見返した5人は、写真に5人全員が写っているのに気づいて、一瞬ゾッとした。撮ったのは誰?

答え:誰でもない。カメラのセルフタイマーで撮っていたことを、全員が忘れていただけだった。怖い問題の最後に、こういう肩すかしの問題を入れると場がなごみます。

出題者になるときのコツ

  • 真相を先に完璧に覚える。質問に答えながら設定がブレると、問題が成立しなくなります。
  • 微妙な質問には「はい、ただし」と言わず、「関係ありません」か「質問を変えてください」で返すと公平です。
  • 行き詰まったら小さなヒントを出す。「登場人物の職業がカギです」のひと言で、場が一気に動きます。
  • オリジナル問題を作るなら、まず意外な真相を決めてから、それを隠す問題文を書くと作りやすいです。
  • もっと気軽な質問ゲームなら究極の選択、ウソを見抜くゲームならワードウルフのルールもどうぞ。

よくある質問

ウミガメのスープとはどんなゲームですか?
出題者が出す不思議な話の真相を、「はい」「いいえ」「関係ありません」で答えられる質問だけで推理するゲームです。水平思考クイズとも呼ばれ、道具なしで2人から遊べます。
ウミガメのスープの初心者向けの良問は?
喫茶店で「わっ」と驚かされてお礼を言う問題(答えはしゃっくり)や、いちばん少ない点数で優勝する問題(答えはゴルフ)のように、答えが日常的で、質問5〜10回でたどりつける問題がおすすめです。
ウミガメのスープは何人で遊べますか?
出題者1人と回答者1人の2人から遊べます。いちばん盛り上がるのは回答者が3〜6人のときで、それ以上ならチームに分かれて交互に質問すると、全員が参加しやすくなります。
ウミガメのスープの名前の由来は?
レストランでウミガメのスープを注文した男をめぐる古典的な問題が由来です。その問題があまりに有名になったため、同じ形式の水平思考クイズ全体がウミガメのスープと呼ばれるようになりました。
ウミガメのスープとワードウルフはどう違いますか?
ウミガメのスープは、出題者が知っている物語を全員で協力して推理するゲームです。ワードウルフは、参加者の中にいるウソつきを会話から見破る対戦型のゲームです。質問で推理する力は、どちらにも役立ちます。

今すぐ遊んでみませんか?

ワードウルフ風パーティーゲームは無料で、オフラインでも、3人から遊べます。

Imposter - パーティゲーム

無料でダウンロード

Imposterスマホ1台のワードウルフ

無料